だから俺は、
Oct
18
2007
キーボード復活。薄さ7mmのキーボード。
「明日がくるから」というのだけが原動力で生きているような寄る辺なさ。
「やることはやっている」という浮遊する自信。
「でも全然できてないんじゃ・・・」という悪い予感。
それは結果がまだついてきてないからさ。
帰り道——実にこの日記によく出てくる単語だ——帰り道、公園をすぎたところでふと歩くスピードを緩めたのは、耳元でスピッツが優しい歌を歌い始めたからではない、ましてや月がきれいで見とれてしまったからでもない。
「おい」と呼び止められた気がしたからだ。
「おまえはそれでいいのか」と。
月はそんな俺を見て見ぬフリしていた。
風は冷たく吹き過ぎた。
俺はそのまま空っぽの頭で、道々にあるアパートの窓の明かりを確認しながら、夢を見た。
いい夢だ。
「よくやった」と、すべてを許される夢だ。
だから俺は、家のドアを開けた。
















