帰り道のブルース
Apr
22
2008
俺は毎日忙しいので、戦争のことなんか考えてられない。帰り道には必ずi-Podから音楽を爆音でかけないと気が済まない。
今日も地下通りは人が多く、いきなりこっちに曲がってくるオバハンとか、徐々にこっちに寄ってくるオッサンとか、どいつもこいつもブッ殺してやりたい。
でもまぁいい。家に帰れば彼女がいる。あ、でも今夜は彼女はいないんだった。誰か他の男といるんだった。仲良しこよししてるんだった。
あ〜あ、死のっかな。
駅では変な臭いがする。何かが燃える臭いだ。
※
せんせいあのね きょうは あさきょうしつにいったら ぼくのつくえのうえに ぱんのくずがおいてあって いすがなくなっていました
しかたがないので うしろにたっていたら たけしたせんせいに おこられました
なんでなんにもいわないの っていってあたまをぶたれました
でもぼくはなきませんでした
せんせいあのね なんでみんなぼくのこときらいなのかなぁ
※
つかさぁ、今いきなり電車止まってぇ、こんなん9時に間に合わんし。え?なんかぁ、急病人が出たとか言ってぇ、何でもいいから早くしてくれって感じ。あぁ、マジうざい。電車止めてんじゃねーよ、病人!
※
特に面白いこととかなにもなくてなんでもない毎日。
夢なんてとっくに諦めて、今は綱渡りもせずにしっかりと二本のレールの上を歩いている。
カリスマなんて言葉に憧れて目指した美容師は、卵子にたどり着く精子ほどの割り合いしか慣れないと知って愕然として、5時間悩んで諦めた。時給900円だとしたら、4500円の俺の夢。
明日はどっちだ!?って、そんなの、もう大体わかっている。
















